「チャットワークのバックアップを無料でやりたいけど、どうすればいいの?」そう思って調べている方は多いのではないでしょうか。

Chatworkの無料プランには表示件数に制限があり、古いメッセージから順に見られなくなってしまいます。

大事なやり取りが消えてしまう前に対策を取りたいですよね。

この記事では、チャットワークのバックアップを無料で行う方法を3つ紹介し、それぞれの特徴や注意点を分かりやすく解説します。

Chatworkの無料プランで過去ログが消える理由

チャットワークを無料プランで使っていると、ある日突然、過去のメッセージが見られなくなることがあります。

これはバグではなく、プランごとに決められた仕様なんですよね。

まずはこの仕組みを知っておくことが大切です。

5,000件の表示制限とは何か

Chatworkの無料プランでは、表示できるメッセージの件数に上限があります。

直近の5,000件までしか画面に表示されず、それより前のメッセージはスクロールしても出てきません。

「あれ、前に送ったメッセージが見つからない」と感じたら、この制限にひっかかっている可能性が高いです。

メッセージ自体がサーバーから完全に消えているわけではないのですが、画面上で確認する手段がなくなってしまいます。

仕事で使っている場合、過去の指示内容や決定事項を振り返れないのはかなり困りますよね。

特にプロジェクトが長期になるほど、5,000件はあっという間に超えてしまうもの。

早めにバックアップの準備をしておくと安心です。

無料プランとビジネスプランのログ保存の違い

Chatworkのビジネスプランやエンタープライズプランには、公式のログエクスポート機能が用意されています。

管理画面からCSV形式でチャットログをまとめてダウンロードできるので、保存の手間はほとんどかかりません。

一方、無料プランにはこのエクスポート機能がありません。

つまり、無料プランのままだと公式の方法ではログを外に出せないということ。

有料プランに切り替えればエクスポートは簡単に使えますが、月額コストがかかります。

「バックアップのためだけにプランを上げるのはちょっと...」と思う方も多いのではないでしょうか。

そこで次のセクションでは、無料のままでもできるバックアップの方法を紹介していきます。

チャットワークのバックアップを無料で行う3つの方法

ここからは、お金をかけずにチャットワークのメッセージを保存する具体的な方法を見ていきましょう。

やり方は大きく分けて3つあります。

それぞれ手軽さや必要なスキルが違うので、自分に合ったものを選んでみてください。

手動コピーで地道に保存する方法

もっともシンプルなのが、チャット画面のメッセージを手動でコピーして、テキストファイルやExcelに貼り付ける方法です。

特別なツールや設定は一切不要で、今すぐ始められます。

やり方は簡単で、保存したいルームを開いて、メッセージを範囲選択してコピーするだけ。

ただし、ルーム数が多かったり、過去のログが大量にある場合はかなりの時間がかかります。

毎回手作業で保存するのは現実的ではないですよね。

「とりあえず数件だけ急いで残したい」というときには有効ですが、継続的なバックアップには向いていません。

Google Apps Scriptで自動保存する方法

Googleスプレッドシートと連携して、ChatworkのAPIからメッセージを自動で取得する方法もあります。

Google Apps Scriptという仕組みを使って、定期的にログをスプレッドシートに書き出せるんですよね。

無料で使えるうえに自動化できるのは魅力的です。

ただ、最初のセットアップにはプログラミングの知識がある程度必要になります。

ChatworkのAPIトークンを取得して、スクリプトを書いて、トリガーを設定して、という手順を踏む必要があるので、慣れていない方にはハードルが高いかもしれません。

また、APIの呼び出し回数には制限があるため、大量のルームを一度に処理しようとするとエラーになることもあります。

プログラミングが得意な方や、スプレッドシートで管理したい方にはぴったりの方法です。

デスクトップアプリで自動バックアップする方法

3つ目は、専用のデスクトップアプリを使ってバックアップする方法です。

インストールして初期設定をするだけで、あとは自動でメッセージを取得・保存してくれます。

たとえばチャットワログさんは、全参加ルームのメッセージを定期的に自動バックアップしてくれるアプリです。

私も実際にいくつかのバックアップ方法を試してみたんですが、アプリ型が一番手間がかからないなと感じました。

プログラミングの知識がなくても使えるので、Google Apps Scriptの設定が難しいと感じる方でも安心。

データはすべてローカル(自分のパソコン)に保存されるので、外部サーバーに情報が送られる心配もありません。

買い切り型で月額料金がかからないのも嬉しいポイント。

手軽さと安全性のバランスがいい方法です。

各バックアップ方法のメリットとデメリットを比較

3つの方法を紹介しましたが、実際にどれを選ぶかは状況によって変わります。

ここでは、手間や安全性の面から比べてみましょう。

かかる手間と技術的なハードルの違い

手動コピーは技術的なハードルがゼロですが、毎回の手間が一番大きい方法です。

Google Apps Scriptは一度設定すれば自動で動いてくれますが、最初の準備にプログラミング知識が必要になります。

デスクトップアプリはインストールと初期設定だけで済むので、技術的なハードルと手間のどちらも低め。

「定期的にバックアップを続けたいけど、プログラミングは分からない」という方には、アプリを使う方法が一番負担が少ないと思います。

一方、すでにGoogle Apps Scriptを使い慣れている方なら、スプレッドシート連携のほうが柔軟にカスタマイズできます。

自分のスキルや状況に合わせて選ぶのが大切です。

データの安全性と保存先の違い

手動コピーの場合、保存先は自分で管理するファイルになります。

ローカルに置くかクラウドに置くかは自由ですが、管理方法を自分で決める必要があります。

Google Apps Scriptの場合はGoogleスプレッドシートに保存されます。

Googleのセキュリティで守られる反面、スプレッドシートの共有設定を間違えると第三者に見られてしまうリスクも。

デスクトップアプリの場合は基本的にローカル保存なので、外部への情報漏洩のリスクが低いのが特徴です。

業務で大事な情報を扱うやり取りをしている場合は、データがどこに保存されるかをしっかり確認しておきましょう。

バックアップを始める前に確認しておきたいポイント

方法が決まったら、いよいよバックアップの準備です。

ここでは、始める前に押さえておきたいポイントを整理しますね。

バックアップの頻度と対象ルームの選び方

すべてのルームを毎日バックアップするのが理想ですが、ルーム数が多いと処理に時間がかかることもあります。

まずは「絶対に残しておきたいルーム」を優先して設定するのがおすすめです。

クライアントとのやり取りや、プロジェクトの決定事項が飛び交うルームは最優先。

雑談用のルームは後回しでも大丈夫でしょう。

頻度は、日常的にやり取りが多いルームなら毎日、そうでなければ週1回でも十分です。

自分の使い方に合わせて無理のないペースで始めてみてください。

保存データの管理とセキュリティ対策

バックアップしたデータには、業務上の大事な情報が含まれていることが多いです。

保存先のフォルダにはアクセス制限をかけておくと安心。

特に共有パソコンを使っている場合は、他の人が簡単に開けない場所に保存しましょう。

クラウドに置く場合は、共有設定が「リンクを知っている人全員」になっていないか確認してください。

意外と見落としがちなポイントです。

また、バックアップデータは定期的に整理して、不要になったものは削除するのも大事なこと。

溜め込みすぎると管理が大変になるので、半年に1回くらいは見直すといいですよ。

大切なチャットログを失わないために今日からできること

この記事では、チャットワークのバックアップを無料で行う3つの方法と、それぞれの特徴を紹介しました。

手動コピー、GASによる自動保存、デスクトップアプリ、それぞれにメリットとデメリットがあります。

大切なのは「いつかやろう」ではなく、今日から始めること。

5,000件の制限は、気づいたときにはもう遅いということが多いんですよね。

まずは一番大事なルームだけでも、今日中にバックアップしてみてください。

手軽に始めたい方は、チャットワログさんのようなアプリを試してみるのもおすすめです。

一度設定してしまえば、あとは自動で守ってくれますよ。