「チャットワークのログって、管理者にはどこまで見えているんだろう?」
会社でChatworkを使っていると、ふと気になることがありませんか?
特にコンプライアンスや情報管理を担当している方にとって、ログの監視や保全は避けて通れないテーマです。
この記事では、Chatworkのログ監視でできることと注意点を、プランごとの違いも含めて順を追って説明します。
Chatworkのチャットログは管理者に見られているのか
「自分のチャット内容を管理者が見ているかもしれない」と感じたことはありませんか?
実際にどこまで確認できるかは、契約しているプランによって大きく変わります。
ここでは、プランごとの違いと管理者に見える情報の範囲を整理していきますね。
プランごとに異なるログ確認機能の範囲
Chatworkには「フリー」「ビジネス」「エンタープライズ」の3つのプランがあります。
フリープランでは、管理者であっても他のメンバーのチャット内容を確認する手段がほとんどありません。
ビジネスプランになると、組織の管理者向けの機能が少し増えます。
ただし、チャットの中身を直接閲覧できるわけではなく、利用状況やアカウント管理に関わる部分が中心です。
ログを本格的にエクスポートして内容を確認できるのは、エンタープライズプランだけ。
このプランでは、指定した期間のメッセージをCSV形式で書き出すことが可能です。
つまり、プランによって「管理者に見える範囲」はまったく違ってきます。
自社がどのプランを使っているかを確認するだけで、今のログ管理の限界が見えてきますよ。
管理者がチェックできる操作ログと閲覧履歴の違い
「操作ログ」と「メッセージの中身」は、まったく別のものです。
操作ログとは、誰がいつログインしたか、どのルームに参加したかといった行動の記録のこと。
ビジネスプラン以上であれば、こうしたアカウントの動きはある程度把握できます。
一方で、実際にやり取りした文章そのものを確認するには、エンタープライズプランのエクスポート機能が必要になります。
「管理者だからすべてのチャットが読める」というわけではないんですよね。
この違いを理解しておくと、ログ管理の方針を立てやすくなります。
チャットワークのログ監視でできること・できないこと
ここからは、もう少し具体的に「何が確認できて、何はできないのか」を見ていきましょう。
思っていたより制限が多いと感じる方もいるかもしれないですね。
知っておくと、対策の優先順位が立てやすくなります。
エンタープライズプランのログエクスポート機能でわかる情報
エンタープライズプランのエクスポート機能では、指定した期間のメッセージをCSVファイルとして出力できます。
対象にはグループチャットだけでなく、ダイレクトチャットのメッセージも含まれます。
エクスポートされたデータには、送信者・送信日時・メッセージ内容・ルーム名などが記録されます。
社内調査やコンプライアンスの証跡として使える、かなり実用的な機能です。
ただし、エクスポートの操作は管理者が手動で行う必要があります。
自動的にログが蓄積されていくわけではないので、定期的に作業する運用ルールが欠かせません。
ダイレクトチャットやマイチャットは監視対象になるのか
「ダイレクトチャットの内容まで見られるの?」と心配になる方は多いと思います。
エンタープライズプランであれば、ダイレクトチャットもエクスポートの対象に含まれます。
つまり管理者が操作すれば、1対1のやり取りも出力できるということです。
一方、マイチャット(自分だけのメモ用チャット)はエクスポート対象外になっています。
この仕組みを知っておくと、何が監視の範囲内で何が範囲外なのかが明確になりますよね。
編集・削除されたメッセージの追跡は可能か
意外と見落としがちなポイントがここ。
Chatworkでは、送信済みのメッセージを後から編集したり削除したりできます。
ただし、編集前の内容や削除されたメッセージをあとから復元する機能は、Chatwork単体では用意されていません。
エクスポートのタイミング次第では、削除後のデータしか残っていないということも起こりえます。
この点が、ログ監視の大きな弱点です。
「消されたら追えない」というリスクを頭に入れたうえで、バックアップの仕組みを別に持っておくと安心ですよ。
社内コンプライアンスのためにログを保全する方法
次に、実際にログを残していくための方法を見ていきます。
Chatworkの標準機能だけに頼っていると、思わぬ抜けが生まれることがあります。
どんな選択肢があるか整理しておきましょうか。
Chatwork標準機能だけでログ保全が難しい理由
先ほどお伝えしたとおり、ログのエクスポート機能はエンタープライズプラン限定です。
しかも、エクスポートは手動操作が前提。
忙しい時期に作業を忘れてしまうと、必要なログが残っていないという事態になりかねません。
フリープランやビジネスプランの場合、そもそもメッセージの表示には上限があります。
古いメッセージから順に閲覧できなくなるため、何もしなければ重要なやり取りが確認できなくなることも。
こうした制限があるからこそ、標準機能だけに頼らない保全方法が必要になるんですよね。
外部ツールを組み合わせて自動的にログを残す方法
Chatworkのログを自動的に残す方法はいくつかあります。
Google Apps Scriptを使ってAPIからメッセージを取得する方法は、無料で始められるのがメリットです。
ただし、プログラミングの知識が必要で、APIの制限に引っかかりやすいという面もあります。
もっと手軽にやりたい場合、チャットワログさんのようなデスクトップアプリを使う方法があります。
インストールして設定するだけで、全ルームのメッセージを自動バックアップしてくれます。
添付ファイルもまとめて保存されるので、ファイルの消失リスクにも対応できるのが助かるところ。
データはすべてローカルに保存されるため、外部サーバーにチャット内容が送られる心配もありません。
ログ監視を導入するときに気をつけたいプライバシーの問題
ログの監視体制を整えることは大事ですが、やり方を間違えると従業員との信頼関係に影響が出ることもあります。
ここでは、監視と情報の保護のバランスについて整理しますね。
従業員への事前通知と社内ルールの作り方
チャットのログを保全・確認することを始めるなら、まず従業員への事前通知が大切です。
「知らないうちに見られていた」と感じさせてしまうと、不信感につながります。
就業規則やチャットツールの利用規程に「業務上の必要がある場合、チャットログを確認することがあります」という一文を入れておくだけでも違いますよ。
通知の仕方としては、全体ミーティングやチャットでの告知、入社時の説明など、形に残る方法で伝えるのがおすすめです。
監視の範囲を適切に決めるための考え方
「すべてのメッセージを常にチェックする」というやり方は、現実的ではありません。
目的を明確にして、必要な範囲に絞ることが大切です。
たとえば、退職者のルームの引き継ぎ確認や、トラブル発生時の事実確認など、特定の場面に限定するのが一般的な運用方法。
普段のやり取りを逐一確認するのではなく、「何かあったときに遡れる状態を保つ」という考え方が現実的です。
ログを「監視する」というより「保全しておく」という姿勢のほうが、従業員の理解も得やすくなりますよ。
チャットログの管理体制は早めに整えておくと安心できる
ここまで見てきたように、Chatworkのログ監視にはプランごとの制限があり、標準機能だけでは十分にカバーしきれない部分もあります。
特に編集・削除されたメッセージの追跡ができない点は、見落としやすいポイントです。
大切なのは、問題が起きてから慌てるのではなく、日頃からログが残る仕組みを作っておくこと。
自動バックアップの仕組みを取り入れておけば、コンプライアンス対応や退職時の引き継ぎにも落ち着いて対応できます。
チャットワログさんなら買い切り1,980円で始められるので、まずは試しに導入してみてはいかがでしょうか。