「Chatworkのエンタープライズプランって、結局なにが他と違うんだろう?」

公式の機能一覧を眺めても、難しい用語ばかりで「自社にとって何が決定打になるのか」は意外と見えにくいもの。

ここでは、エンタープライズプランで解放される強力な管理機能とログ機能を、監査・退職者対応の視点から、わかりやすくご紹介します。

Chatworkのエンタープライズプランって何ができるの?

エンタープライズプランで他のプランと大きく違うのは、おもに「CSVエクスポート」と「管理者向け統制機能」の2つ。

つまり、現場の人数や容量を増やすためのプランというより、組織としてのルール作りや監査対応を強くするためのプランなんです。

どんな組織や用途に向いているの?

エンタープライズプランは、組織全体のセキュリティポリシーや監査のルールを満たしたい、中堅から大企業向けのプランです。

  • ログを定期的に書き出して保管する
  • 特定のIPアドレスからしか接続させない
  • 社員IDと連携してログイン管理をする

といった決まりがあるなら、ほぼこのプラン一択と言えます。

逆に、現場の使いやすさが一番の目的で、管理機能へのこだわりが少ないなら、ビジネスプランやあるいは無料プランでも十分なケースも多いですよ。

ビジネスプランとの違いはどこ?

ビジネスプランもエンタープライズプランも有料ですが、その違いを簡単にいうと、「管理者向け機能」と「CSVエクスポート」があるかどうかです。

ビジネスプランで使えるユーザー数・ストレージ・通話の拡張は、エンタープライズでも引き続き使えます。

そのうえで、IP制限・シングルサインオン(社員IDで複数サービスに一括ログインできる仕組み)・監査ログのCSV出力が追加で解放されるイメージ。

判断の基準を「現場の使い勝手」から「組織としての統制」へ切り替えるラインが、エンタープライズといえます。

エンタープライズで使えるCSVエクスポートの仕様

ここからは、エンタープライズだけで使える「ログのCSVエクスポート」機能について詳しくご紹介します。

取得できるデータの範囲

CSVエクスポートで取得できるのは、メッセージの内容やグループ情報といった「テキスト」のデータです。

監査で必要になる「いつ・誰が・どこで(どのグループで)・何を発言したか」という最低限のラインは、しっかり書き出せる構成になっています。

ただ、出力されるのは行単位のデータ。

Chatworkの画面で見ているようなレイアウトにはなりません。

監査の担当者が「前後の文脈を含めて読み返したい」という場合には、少し工夫が必要です。

CSV出力の制限とタイミング

エクスポートは管理者がその都度実行する形式で、その場で出力され続けるわけではありません。

スケジュールを組み、必要なタイミングで書き出して保管するやり方が基本になります。

実行できる頻度や、一度に書き出せるデータ量には条件があるため、導入前に最新の仕様を確認しておくとスムーズ。

まずは無料トライアルで、実際に出力まで試してみるのが確実ですよ。

添付ファイルの扱いに注意!

CSVに含まれるのは、基本的にメッセージ本文のテキスト情報だけです。

画像やPDFといった添付ファイルは、CSVの中には入りません

もし「添付ファイルも含めて手元に残す必要がある」というルールがあるなら、CSVだけでは不十分な点に要注意。

ファイルをまとめて保全したい場合は、別途ダウンロードする運用を考えるか、後ほど紹介するバックアップツールを併用するのがおすすめです。

CSVデータさえあれば「万全」と言える?

ここが、運用で見落とされがちな落とし穴。

「CSVでログを保存している」ことと、「そのログがいざという時に役に立つか」は、実はまったく別の話なんです。

CSVは「公式な記録」としては優秀

CSVはExcelなどで開ける便利な形式。

「特定の言葉を検索する」「大量の発言を集計する」といった、機械的にデータを処理する場合はとても優秀です。

バックアップの観点でも、CSVを定期的に保存しておけば、万が一の際も一次データを社内に残せます。

証拠として保管しておくための「公式な記録」として、非常に心強い存在です。

「会話の流れ」を追うには向かないという弱点も

CSVには「読み返すのには苦労する」という弱点があります。

トラブル対応などの現場では、「数ヶ月前の決定に至るまでの経緯を、時系列で読み直したい」というケースがよくありますよね。

ですが、CSVはあくまで一行ずつの文字の集まり。

Chatworkの画面のようにアイコンが並んでいるわけではなく、誰の発言かひと目でわかるデザインもありません。

そのため、誰と誰がどんな空気感で会話していたのかを掴むのは、正直難しいんです。

「保存はCSV、確認はビューア」という役割分担

解決策として、「CSVは証拠としての保存用」と割り切り、内容の確認には「中身を読みやすく再現してくれるビューア(閲覧ツール)」を使うのがおすすめです。

複雑なデータを、読みやすい「会話の形」に整えてくれる仕組みをセットで用意しておく。

これが、賢い管理体制のポイントになります。

監査・退職者対応でCSVを活かすコツ

CSVエクスポートをしっかり役立てるには、あらかじめどのような流れで回していくのかを決めておくのがポイントです。

「機能はあるが運用が回っていない」状態だと、監査が来たときに困ります。

定期的な書き出しのルール作り

コンプライアンスを守るなら、CSVエクスポートを定期的に行うのが基本です。

たとえば「毎月ログを書き出して、社内の安全なファイルサーバーに保管する」といった形。

担当者や保管場所をハッキリさせておかないと、引き継ぎの時に作業が止まってしまいがちなので注意しましょう。

退職者への対応でも、辞めるタイミングまでのログを切り出して保管しておけば、後から「あの時のやり取りを確認したい」となったときもスムーズに対応できます。

バックアップツールを味方につける

CSVだけでは手が届きにくい「会話の流れのチェック」や「添付ファイルの保存」。

そこをカバーしてくれるのが、専用のバックアップツールです。

チャットワログさんなら、メッセージと添付ファイルをすべて自動で保存し、Chatwork風の画面で会話を振り返ることができます。

買い切り型なので、追加の月額コストがかからないのも、大きな魅力。

CSVは「公式な記録」、チャットワログさんは「内容の振り返り用」と役割を分ければ、プランの強みをさらに引き出せますよ。

エンタープライズプランにするかどうかの判断基準

最後に、プランをアップグレードするかどうかの判断ポイントをご紹介します。

「何ができるか?」だけでなく「自分たちの会社には何が必要か?」ということを考えてみると、迷わず決定できますよ。

セキュリティの「重要なルール」はある?

もし社内のルールで「特定の場所からしか繋がせない」「社員IDを一括管理する」といった決まりがあるなら、エンタープライズがおすすめです。

エンタープライズで追加されるIP制限やシングルサインオン(SSO)を使えば、こうした厳しい条件もクリアできます。

逆に言えば、会社としてどれか一つでも「絶対に譲れない条件」があるなら、ビジネスプランでは対応しきれません。

まずは、社内で求められているセキュリティのレベルを確認してみるのが一番の近道ですよ。

コストとログ保存のバランスを考えよう

ただ、管理のルールがまだ固まっていない状態で「念のため」とプランを上げると、料金に対して機能を使い切れないこともあります。

まずは、次の3つを順番にチェックしてみてください。

  • 特定の管理機能(IP制限など)は今すぐ必要?
  • CSVを定期的に書き出して保管する仕組みを、社内で作れる?
  • 内容の確認やファイルの保存は、CSVだけで足りる?

特に3つ目で「やっぱり会話の流れが見えないと困る」と感じるなら、チャットワログさんのようなツールを組み合わせる前提で、トータルのコストを比較してみるのがおすすめです。

組織を守るための「確実なログ保存」への一歩

Chatworkのエンタープライズプランは、会社としてのルールをしっかり守り、監査にも対応できる強力な選択肢です。

まずはCSVエクスポートで、「記録を残す」ことから始めてみるのがおすすめ。

社内のルールに合わせて、いつ・誰がデータを保存するのかを決めるだけでも、安心感はぐっと高まりますよ。

もしCSVだけでは会話の流れが追いにくいと感じたり、添付ファイルまでまるごと保存したくなったりしたら、ぜひチャットワログさんもチェックしてみてください。

買い切り1,980円で、全ルームのメッセージとファイルを自動バックアップし、チャット風の画面でそのまま読み返せます。

公式プランの強みと便利なツールを上手に組み合わせて、より安心できる管理体制を作っていきましょう!