Chatwork(チャットワーク)を使っていて、「過去のメッセージをアーカイブして整理したい」「メールのように一覧から退避できるのかな」と思ったことはありませんか?
結論からいうと、Chatworkにはメールのように過去メッセージをまとめて退避するアーカイブ機能はありません。
Chatworkで近い使い方になるのはブックマークです。
これは保存や退避ではなく、あとで戻るための目印として使えます。
この記事では、Chatworkにアーカイブ機能があるのか、ブックマーク・検索・削除・保存をどう使い分けるかをご紹介します。
Chatworkにメールのようなアーカイブ機能はない

「アーカイブ」と聞くと、メールのように過去のメッセージをまとめて保管できる機能をイメージしますよね。
ですが、Chatworkにはメールのようなアーカイブ機能はありません。
まずは、アーカイブ機能がない前提で、ブックマークでできることとできないことを確認しましょう。
ブックマークは保存ではなく目印
Chatworkには「ブックマーク」という機能があります。
大事なメッセージに印を付けておけば、あとから探しやすくなるという仕組みです。
ただ、これはメッセージそのものを別の場所へ退避したり、保存期間を延ばしたりする機能ではありません。
元のメッセージが削除されたり、フリープランの40日制限で見られなくなったりすると、ブックマークだけでは確認できません。
つまり、ブックマークは「あとで探すための目印」として使う機能です。
あとで検索して見つけたいのか、一覧を整理したいのか、削除したいのか、ログとして残したいのかを分けて考えましょう。
| 確認したいこと | ブックマークでできること | 注意点 |
|---|---|---|
| メッセージ削除 | 目印を付けた場所へ戻りやすくする | 元のメッセージが削除されると見られない |
| 40日制限 | 必要なメッセージを探す目印にする | フリープランの閲覧期限は延ばせない |
| ファイル保存 | ファイル付きメッセージを見つけやすくする | ファイルそのものを別保存する機能ではない |
プラン別に見るアーカイブ機能で解決できないこと
Chatworkの標準機能で確認したいのは、過去ログを「画面で見られるか」と「ファイルとして残せるか」です。
ブックマーク、削除、40日制限、ファイル保存はそれぞれ別の話なので、ここを混同しないように見ておきましょう。
| プラン | 画面での過去ログ閲覧 | ファイルとしての出力 | この記事での見方 |
|---|---|---|---|
| フリー | 直近40日のみ | なし | 40日を過ぎる前に必要分を退避する |
| ビジネス | 過去分も閲覧可 | なし | 閲覧はできても保管ファイルは別に考える |
| エンタープライズ | 過去分も閲覧可 | CSV/HTMLで可能 | 監査や管理要件がある場合に検討する |
40日制限は、アーカイブ機能の有無だけでは解決できません。
フリープランだと40日を過ぎた古いメッセージは画面上で確認できなくなるので、気づいたときにはもう手遅れ、というケースも少なくありません。
保存が必要なときの確認ポイント
あとから証跡として見返したい場合は、ブックマークではなく保存方法を確認しておきましょう。
保存方法の全体像は、チャットワークのログ保存方法と注意点でも確認できます。
ここでは、保存が必要になった場合の選択肢を短く整理しておきます。
| 方法 | 向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| 手動コピー・印刷 | 数件の会話をその場で残したい | 量が多いと抜け漏れや作業負担が増える |
| Google Apps Script | 自分で自動取得の仕組みを管理できる | APIやスクリプト保守の知識が必要 |
| 専用ツール | 複数ルームや添付ファイルをまとめて残したい | 社内規定や保存先のルールを確認する |
一覧整理・削除・保存を分けて考える
アーカイブ機能を探している理由が、一覧整理なのか、不要な情報の削除なのか、ログ保存なのかで選ぶ機能が変わります。
見返したいだけならブックマークや検索、消したいなら削除、社内の証跡として残したいなら保存方法を確認しましょう。
| やりたいこと | まず見る選択肢 |
|---|---|
| 大事な発言へ戻りたい | ブックマーク |
| 過去の会話を探したい | 検索 |
| 不要な発言を消したい | 削除 |
| 証跡として残したい | 手動コピー・GAS・専用ツール |
| 監査・管理要件まで必要 | エンタープライズの出力機能と運用ルール |
専用ツールが向いている場合

アーカイブという整理機能が欲しいだけなら、ブックマークや検索で足りる場合があります。
後から見返すためにログを残したい場合だけ、複数ルームの会話や添付ファイルまで保存するかを確認しましょう。
手動保存だけでは追いつかない場合は、専用ツールも選択肢になります。
向いている人と向いていない人
専用ツールが向いているのは、以下のような方です。
- プログラミングの知識がなく、手軽に始めたい
- 複数のルームをまるごとバックアップしたい
- 添付ファイルも含めてローカルに保存しておきたい
- 退職者のチャット履歴を残しておく必要がある
反対に、以下のような方には合わないかもしれません。
- バックアップしたいルームが1〜2個だけ(手動コピーで十分)
- 取得条件を細かくカスタマイズしたい(Google Apps Scriptの方が柔軟)
- 社内規定でローカル保存が禁止されている
まず試してみるには
複数ルームや添付ファイルをまとめて残したい場合は、チャットワログさんのような専用ツールも選択肢になります。
アーカイブの代わりに一覧を整理する機能ではなく、全ルームのメッセージとファイルをローカルにバックアップするための方法です。
社内規定でローカル保存が問題ないかを確認したうえで、自分の環境に合うか試してみてください。
チャットワークのログ保全で後悔しないために
Chatworkにはメールのようなアーカイブ機能がなく、ブックマーク、検索、削除、保存はそれぞれ役割が違います。
一覧を整理したいだけならブックマークや検索で足りることもありますが、あとから証跡として残したい場合は保存方法を早めに決めておきましょう。
過去のやり取りが必要になったときに、もう見られなかった、という後悔だけは避けたいですよね。
ブックマークで目印を付けるのか、検索で探すのか、削除するのか、保存するのかを分けておくと判断しやすくなります。
チャットワログさんのような専用ツールも含めて、気になる方法があれば、まず小さく試してみるところから始めてみてください。
